ぼくらからみると、ここは厚い立派な地層で、百二十万年くらゐ前にできたといふ証拠もいろいろあがるけれども、ぼくらとちがったやつからみてもやっぱりこんな地層に見えるかどうか、あるいは風か水やがらんとした空かに見えやしないかといふことなのだ。
『銀河鉄道の夜』 7章 プリオシン海岸 (via 四次感覚と包括的な認識の視点)